
読売新聞「時代の証言者」
10代目当主 佐竹力総 談
春は芽吹きの季節。京の朝掘りの筍は、えぐみが少なく、おだやかな甘みが格別です。白くてみずみずしく、さくっと歯切れのいい食感はまさに「旬」の味わい。酸性の粘土質という恵まれた土壌で培われた香り、甘み、やわらかさを際立たせつつ、ほどよいにがみも生かして八方だしで煮含めるのが「若筍煮」の真骨頂です。筍と相性抜群の出合いものには、鳴門の新若布、香り高いふきを。丁寧にだしを含ませて色鮮やかに仕上げ、木の芽を添えます。
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さっぱりさわやか、和菓子のような
アイスクリームができました。