
読売新聞「時代の証言者」
10代目当主 佐竹力総 談
川魚料理の老舗「美濃吉」の五月の名物は、端午の節句にちなんだ鯉料理。洗練された味わいの「鯉濃汁」は絶品で、数ある川魚料理の中でも自慢の逸品です。「こく」とは濃漿のことで、味噌で濃く仕上げた汁物のことをいいます。鯉は手早く三枚におろして骨切りし、打ち粉をして花を咲かせるように素揚げに。鯉のあらでとっただしと、かつおと昆布のだしを合わせ、白味噌を溶き入れて仕上げます。笹がきごぼう、茗荷、花山椒を添えて。
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さっぱりさわやか、和菓子のような
アイスクリームができました。